ロビン・ワード/ワンダフル・サマー(ステレオ+モノ)+5
Robin Ward/Wonderful Summer
ロビン・ワードは初めて聴くミュージシャンだけれど発売は1963年。
まあ自分が知らないだけで、いいアルバムってあるもんです。
1枚しか発表していないこともあってLP時代からレアなアルバムだったようです。ちなみに大瀧詠一は流石に持っていたそうです。彼はいったいどういう情報網を持っていたんでしょうね。
1963年当時といえばネットはもちろんないし、音楽雑誌もたいしたものも無かった。そんな中で、こういうレコードに出会えるというのはコアな人間関係しかないと思うのです。
残念ながら僕の周りにはそこまでディープに音楽に関わっている人間はいなかったなあ。
コケティッシュでもろ好みのヴォーカルなんですが、なんと声がアダルト過ぎるという事でテープを早回しして半音上げてあるんだそうです。そんな訳でTVなど生で歌うわけにもいかなかったのが1枚で終わってしまった理由とも言われています。
そんな事と出来上がったレコードの良し悪しとは関係なく、愛聴盤の1枚になりそうです。